日記
新山古墳
新山(しんやま)古墳 (陵墓参考地)
馬見丘陵の南東端の支丘上に築かれた前方後方墳で、墳丘全長126メートル、後方部幅67メートル、前方部幅66メートルを測る。
明治18年に後方部中央の竪穴式石室から車輪石(しゃりんせき)、鍬形石(くわがたいし)などの石製品とともに金銅製帯金具や三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)、直弧文鏡(ちょっこもんきょう)など34面の鏡が出土している。金銅製帯金具は竜文を施す絞具(かこ)と帯先金具の他に、三葉文を透彫りした?と円形座金具の付く止金具がセットになり、中国晋代の帯金具にごく近い例がある。34面の鏡のうち9面は三角縁神獣鏡、3面は直弧文鏡、3面は画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)、4面は方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)、14面は内行花文鏡である。
昭和56年の後方部北側の調査で出土した埴輪の検討から古墳時代前期中葉、馬見古墳群のなかで最初に造られた古墳と考えられている。
投稿日:2018/01/25 投稿者:-
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